タイミングが驚くほどぴったりなのだが
この一件の翌日、私はファミリーカウンセリング(米国ではよくあるカウンセリング。夫婦共にでも、夫婦の片方だけでも、夫婦関係を改善するために受けるもの)の予約が入っていたので
一人で出向いた。
予約を取る前(1~2週間前)に旦那へ”一緒に受けてみない?”と尋ねたが
もちろん旦那は”カウンセリングなんて行きたくない”の一点張り。
私が一人で行くと決めたことはもう伝えずに、予約をとっていたのだ。
一人で行くと言い出したらまた、お前はあーだこーだと文句を言い捨てられることが目に見えてるから。
なんていうタイミング・・・と思いながらもカウンセリングへ行き
前夜に起こったこと全てカウンセラーのサラに洗いざらし話した。
また彼の生い立ち、彼の普段の行動、家族構成・・・全て話した。
彼女から言われた一言は
”それは典型的なDVを繰り返す人よ”
カウンセラーである彼女からDVという言葉を聞いて、自分の旦那にDV気質があるということを改めて自覚した。
確かに言われてみれば、物を投げる・壁を殴って穴をあける・怒鳴る・罵声を浴びせる・鍵をかけて締め出す・等々、
DVの典型的行動だ。
悲しいけど、私の旦那はそうだったんだ。と受け入れた。
彼女が言う”典型的”の通り、旦那は私を酷く扱う翌日は、大抵すごくスウィートになり、昨日はごめんね、俺はどうかしてた、と謝ってくる。
そんな彼を見ると、どうしてもいつも許してしまっていた。
”このままではいつか命の危険にも脅かされるわよ、あなたは自分自身を守ることを考えなさい。”
そして、彼女からは彼とは別れることを強く勧められた。
わかっていた。このままの生活を続けるのは無理なことも。
彼には今まで幾度となくチャンスを与えた。でも、根本から変わることは、彼にはできなかった。
彼に対しての失った信用を取り戻すのも難しい。私は彼女から背中を押された気分だった。
”こういう人に別れ話をしても、大抵気が荒くなるだけで、逆に危険が及ぶ可能性が高い。私が勧めるのは、彼がいない間に荷物をまとめて家を出ること。でも確実に彼がいない時間を選びなさい。もしも荷造りしている時に彼が家に戻ってきたりなんかしたらもっと危険よ”
そう助言を受け、私は本格的にいつ家を出るべきか計画を練ることにした。
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